驚愕の曠野 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社 (1997年12月1日発売)
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感想 : 8
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この短篇集では「冬のコント」が好き。途中まで普通の喜劇のようなのに、徐々に妻の頭が扁平になったりとか、ボーイが発狂し始めたりとか、気の狂ったシュルレアリスムな状況になってきて、飛び出す名言、「地獄じあ。地獄じあ」。ホントに地獄だよ。そして、もはやレストランは地獄になったのに、最後はボーイがクビになるなんて言う、くだらないほど現実的なオチで落とす。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF小説-筒井康隆
感想投稿日 : 2014年10月6日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年10月6日

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