東京島 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2010年4月24日発売)
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本棚登録 : 7103
感想 : 971
3

桐野さん作品2作目。
以前読んだOUTは猛烈な不快感が残る小説だったので、今作はあまり期待せずに読みました。

小説ってすごい、どんなシチュエーションでも心情でも現わせちゃう、って初読の感想。
この作品自体にはあまり感想は持たず。

私が清子に求めていた女性像と結構隔たりがあって、しっくりきませんでした、OUTの主人公のような強さや洞察力を求めてました。

清子のように運命や男に身を任せられるのも女性の強さ。
って言いたいんでしょうか、それ自体は納得できますが、このシチュエーション下では違和感が残ります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他小説
感想投稿日 : 2011年9月26日
読了日 : 2011年9月26日
本棚登録日 : 2011年9月26日

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