冬の巨人 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2014年7月20日発売)
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本棚登録 : 23
感想 : 2
5

かなり久々の古橋秀之。
ブラックロッドシリーズ以来かな。
バリバリのライトノベルである。
なかなかに面白かった。読みやすいし。
巨人と天女が何者なのかというのは全く説明はされませんが、まあそれはそれ。
そういう世界なんだと思えばいいことである。
巨人に住む人間は巨人に害しか与えていないのだろうか?
共生ではなく単なる寄生なのだろうか。
それとも何か人間が存在する必要性があるのだろうか?
再生のために破壊が必要で、その破壊のために人間が存在しているのだろうか?
などとまあ色々考えるのも面白い作品であった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2016年11月13日
読了日 : 2016年11月13日
本棚登録日 : 2016年11月13日

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