【創刊号】卑弥呼――倭国を治めた女王――
謎の女王、卑弥呼の真の姿にせまる! !
「検証 幻の邪馬台国はどこにあった?」
■卑弥呼
『魏志倭人伝』等の中国の史書に記されている倭国の王(女王)。
邪馬台国に都をおいていたとされる。
封号は親魏倭王。
後継には宗女の壹與が女王に即位したとされる。
夫を持たず、弟がいて彼女を助けていたとの伝承がある。
王となってから後は、彼女を見た者は少なく、
ただ一人の男子だけが飲食を給仕するとともに、
彼女のもとに出入りをしていた。
■邪馬台国
倭女王卑弥呼の宮室があった女王国であり、
倭国連合の都があったと解されている。
邪馬台国の所在地が九州か近畿かは、21世紀に入っても議論が続いている。
■ワカタケル(雄略天皇)とは何者!?
『日本書紀』の暦法が雄略紀以降とそれ以前で異なること、
『万葉集』や『日本霊異記』の冒頭に雄略天皇が掲げられていることから、
まだ朝廷としての組織は未熟ではあったものの、
雄略朝をヤマト王権の勢力が拡大強化された
歴史的な画期であったと古代の人々が捉えていたとみられる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本史_04古墳時代
- 感想投稿日 : 2016年1月12日
- 読了日 : 2015年2月15日
- 本棚登録日 : 2015年2月15日
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