第二次世界大戦、太平洋戦争時代。
妻と子のために必ず帰ってくると約束した男が、特攻隊として死んだ…
という謎に包まれた一人の零戦パイロットの真相を探る物語です。
一人のパイロットについて、80歳近い戦争経験者たちから語られる戦争と彼の真実。
戦争ものですが、血なまぐさい、目を覆いたくなるようなシーンは殆どなく、安心して読めます。ただ、戦争は二度と起こしてはいけないし、今の平和な時代は、戦争で亡くなった人たちのおかげで存在することを改めて実感できます。
戦争体験者がいなくなっていく現代に、
できるだけ多くの人に読んでほしいと思える一冊です。
また、このような本がベストセラーになったことを嬉しく思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年3月4日
- 読了日 : 2014年3月3日
- 本棚登録日 : 2014年3月3日
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