戦争と政治の間――ハンナ・アーレントの国際関係思想

  • 岩波書店 (2014年3月29日発売)
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感想 : 5

アーリア人の優位性を証明するためにヨーロッパのユダヤ人に関する科学的調査は最初は白人の優位性を証明するためのアフリカ人に対する医学的実験という形で検証された。そして植民地主義をめぐるドイツ国内の議論子そが、ホロコーストを正当化するレトリックの多くを人々に受け入れさせる地盤となったのである。

ナチスはすべては許されているという帝国主義的原理をすべては可能であるというはるかにラディカルな信条に変えていた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国際関係
感想投稿日 : 2014年5月31日
読了日 : 2014年5月31日
本棚登録日 : 2014年5月31日

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