境界の民 難民、遺民、抵抗者。 国と国の境界線に立つ人々

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年2月28日発売)
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境界の民たちは相対的に見て少数者である。そのため多数者から利用されたり翻弄されたり、都合のいい誤解や思い入れを一方的におしつけられることが多い。

在日コリアンのIDには朝鮮半島への帰属意識を過剰に主張するか、日本国家への一体化を可能に求めるか、国家や民族に対してことさら無関心なポーズを示すかの3つに分かれる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国際社会
感想投稿日 : 2016年11月4日
読了日 : 2016年11月4日
本棚登録日 : 2016年11月4日

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