くらべない生き方: 人生で本当に大切にするべき10のこと

  • 中央公論新社 (2010年1月1日発売)
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感想 : 16

周りからはちっぽけに見える選択でも、それがいつか大きな価値をもたらしてくれることもある。
いったん、負けてみる。どうしようもなくなったら、誰かに助けを求めればいい。負けても負けてもひとは生きられる。こうでなければいけない、と生き方を狭めてしまうと息が詰まって苦しくなってしまう。
自分は人とちょっと違うぞ、と思えることが大事。
人と違うって大事な魅力なのですから人生が面白くなる、大きなチャンスだと思えばいい。
どのように生きるのが幸せかというのは人それぞれ。今の自分にとって、大切なものはなにかということによる。人と違う生き方は結構大変です。でもその選択は人生を面白くする大きなチャンスかもしれない。人と比べながら、自分の人生を選択することはないのですから。
ゆるすことができる人は強いし、したたかです。責められて窮地に追い込まれてもはがねのように折れずに復活できる。
どういう状況になっても人生を投げださなかった。
頑張らなければ何も変わらないのではなく、視点をちょっと変えてみるだけで今まで気付くことのなかったチャンスや面白い人との出会いが生まれるかもしれない。
頑張りすぎて、自分を追い詰めているから心が満たされなくなってしまう。あれもこれもと無理をしなくなると生き方はすごく楽になる。
人間は見栄っ張り。。いつも自分を装っている、だからこそ一度さらけ出すとものすごく楽になる。完璧な人間なんていない。
人生には波がある。チャンスが来た時につかみとればいいだけ。変にあがかず、休憩だと思って力を蓄えておけばよい。底にいると思うなら、思いきって力を蓄えておけばよい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生き方・人生
感想投稿日 : 2010年11月23日
読了日 : 2010年11月23日
本棚登録日 : 2010年11月23日

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