なんの役にも立たない。あとにも残らない。そういうものが私はすきだった。その時、その時代に何かをいう。いいたいことを言うために物語や台本を書く。そんなふうにして生きてはいけないものか。それは難しくないかも、という声が聞こえた。ジャーナリズムとはそんなに甘くないぞ。だがお前はもう船を漕ぎだしたのだ。いくところまでいくしかないだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
五木寛之
- 感想投稿日 : 2010年4月14日
- 読了日 : 2010年4月14日
- 本棚登録日 : 2010年4月14日
みんなの感想をみる