平和のための戦争論: 集団的自衛権は何をもたらすのか? (ちくま新書 1111)

著者 :
  • 筑摩書房 (2015年2月4日発売)
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感想 : 14

冷戦後、アメリカは世界秩序の形成を模索する。
政治学者の書く論文は残念ながら、あまり政策担当者には注目されない。
覇権国のアメリカを止める力は世界の他の国にはない。
覇権国の力が乙てくると、国際公共財を十分に提供できなくなる。
中国の変化は目覚ましいが、アメリカにとって直接の脅威ではない。

安全保障、平和にとって大切なものは戦争をする代償が大きいという状況を保つこと。
案縁保障の協力関係は制度化することによって、より強固なものになる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国際関係
感想投稿日 : 2015年3月31日
読了日 : 2015年3月31日
本棚登録日 : 2015年3月31日

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