筆者は、いわゆる観光客然としたソウルの部分を忌避しつつも、自分もそこから抜け出ていないように思われる。明洞を避けても仁寺洞や鍾路には行く。Kポップファンを揶揄しても韓国ドラマは好き。片言会話やメニューが読める程度の韓国語をかじっている風でもない。筆者の元々の専門はタイのようなので仕方ないのかもしれないが。
と批判的なことを書いたが、だからこそディープさもほどほどで、気軽に読んで楽しめる。取り上げているのは食、酒、日本人のKポップファン、韓国中華、北岳山登山、朝鮮族を中心とした多文化、温泉マーク宿。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
朝鮮半島
- 感想投稿日 : 2016年10月22日
- 読了日 : 2016年10月22日
- 本棚登録日 : 2016年10月22日
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