好奇心の赴くままに ドーキンス自伝I: 私が科学者になるまで

  • 早川書房 (2014年5月23日発売)
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感想 : 7
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『利己的な遺伝子』などで有名なリチャード・ドーキンスの自伝。『利己的な遺伝子』は学生のときに読み、多いに影響を受け、数年前に出た30周年増補新装版も迷わずに購入、邦訳された他の著作もかなり持っている。著作が出たらまずは買わないといけないと思っている著者の一人。

ということで、この本も購入。ドーキンス自伝「I」となっていることから「II」も後々出版される予定。「I」は、生い立ちから『利己的な遺伝子』を出版するまでを描いたもの。

かなりよい血筋のようで、父親の仕事でアフリカで青年期まで多くを過ごしたという。それ自体は、特異な生い立ちでいいんだけれども、長い...。
『利己的な遺伝子』が書かれるあたりから少し面白くなってきたが。

この本の二年後に出される予定とのドーキンス自伝「II」では、おそらくは反進化論や原理主義との戦いがメインになるだろう。そっちは楽しみ。でも、長くなるにしても一回でIとIIを出せよ、と思うけどね。その我儘気ままが通るところがドーキンスの存在の大きさを語っていると思うところではある。

星3つかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 科学
感想投稿日 : 2014年8月10日
読了日 : 2014年8月5日
本棚登録日 : 2014年8月10日

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