なんという全肯定。日本語の本は乱れを憂いたりする本が多い中、外来語も若者言葉も含めて体系化してしまおうという試みです。
カタカナ言葉で濁すのが嫌いな生粋の日本語派、だと自分で思っていましたが、本書に触れると、カタカナ言葉だって日本語だ、と思えてきます。
物語的な面白さのある本ではありませんが、目の前で言葉を揉みほぐしていくような楽しさがありました。日本語のプロには物足りないのかもしれませんが、僕にはちょうど良かったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
8 言語
- 感想投稿日 : 2011年11月13日
- 読了日 : 2011年11月13日
- 本棚登録日 : 2011年11月4日
みんなの感想をみる