「島耕作」に引っ張られ過ぎの本なのが残念だけど、全体的に冷静な分析で漫画好きには面白い。
人それぞれ、投影するものがあるからサラリーマン漫画が生き残っているのでしょう。安定、束縛、そしてそれが欲しくても手に入れられないものになる時代になっていく、という「お茶の間」を通した解説にはドンヨリした納得を覚える。だからこそ続きが読みたいなあ(この本の、じゃなくて「バタアシ金魚」と「お茶の間」の)。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
7 芸術
- 感想投稿日 : 2011年12月27日
- 読了日 : 2011年12月27日
- 本棚登録日 : 2011年12月15日
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