お気に入りとコレクションと読書の記録
上巻の感想にも書いたが、バタバタしていない大人の文章で、スムーズに読めた。下巻では銀行強盗や誘拐という犯罪も絡んで来るが、そういう犯罪者も憎めない存在。ただ、主人公が思い入れたっぷりに作ったホテルのはずなのに、随分あっけない結末だと思った。もう少し人間味のある作家かと思っていたのだが、考え違いだったようだ。内容的にも、お金持ちで美男美女であれば何でもありだなあ…と。
久しぶりに大人の文章を読んでいる気がしたが、会話のあちこちでフランス語をカタカナで書いて、日本語の訳がついているのがうっとうしい。原文もフランス語と英語のチャンポンなのだろうけれど…。また、セレブ達の生活も鼻持ちならない感じではあるが、とりあえずホテル建設の話が進んで来たところなので下巻に行く。
著名な魔女の魔法界のバイブルとも言うべき呪文の本の失われた1ページをめぐる話。クリスマス時期のファンタジーだが、クリスマスの雰囲気はほとんどない。
やはり茅田砂胡はデルフィニア戦記が一番!久しぶりにデルフィニアの話を読めて楽しかった。個人的には王と王妃の話が好きなのだが、他の人の話でもリィとシェラが中学生になっている話よりは数倍楽しい。
普通じゃない主人公たちなのだから、無理して普通の学園ものにしなくてもいいのに…。それを言うなら何も中学生という設定にしなくても…ということになるが、リィやシェラのキャラクターが非常にもったいない。
タイトルに惹かれて読んだが、面白くなかった。主人公のキャラが中途半端だし、展開も退屈。アメリカ南部の描写に期待していたが期待外れ。何より翻訳が良くなかった。
この作家はやっぱりファンタジーの方がいい。ファンタジーなら無理に辻褄を合わせなくてもいいし…。主人公が全然目立ってないのも残念だし、ストーリーもありきたり。
SF作家を中心に評価の高いスタージョンだけれど、この短篇集は私的に面白い作品とそうでない作品が混じっている感じなので、良くも悪くも真ん中くらいの評価。『タンディの物語』が意表をつかれて一番面白かった。
奴隷制度など社会問題を考慮しながら感想を語ろうとすると、かなり長くなりそうなので、ここでは一言。面白かった!不朽の名作というものは時が経ってもやっぱり面白いんだな。ただしこれはダイジェスト版なので、展開が早くて飽きなかったというのもある。
良くも悪くも、ああ長野まゆみだ…と思わせる作品。時間がなくて下巻を読めずに図書館に返却してしまったが、再度借りようかどうしようかと悩む。長野まゆみの世界観だけで終わるのだったらもういいやという感じだが、物語が進展して行くなら読みたい。
外伝とは言え、久しぶりにデルフィニア戦記が読めて楽しかった。内容は若かりし頃のナシアスとバルロの話だが、ウォルが王になる最後の方は、本編を知らないとかなりあっけなく物足りないかなという感じ。余談だが、本編ではとてもカッコいいリィが、スカーレット・ウィザードでは中学生になっているというのが返す返すも残念でならない。
とりあえずドームの正体を知りたいというだけで下巻を読んだが、1400ページの大部の書でこの結末は何?図書館の返却期限に間に合うよう上下巻読み終わらせた自分をひたすら誉めたい。毎回またこんなものを読んでしまったと自己嫌悪に陥るのに、それでも新作が出ると手にとってしまうところが、キングのキングたる所以かも。まさに怖いもの見たさ。
無駄な文章が多いからこんなに分厚いんだな。登場人物も無駄に多いし。例によって、またこんなものを読んでしまったと激しく後悔しそうな予感がするが、とりあえず結末は知りたいので下巻へ。それにしても“クソ”が多過ぎる!
文学としてはいいと思うのだが、なにせ虫は嫌い。図がないから想像力を逞しくするわけだが、あまり想像したくない場面も多々あり、ファーブル先生には申し訳ないが上巻だけで終わりにしたい。虫に興味のある人には楽しいだろう。
全体としては面白かったが、前半の子供達のいじめの話はやりきれない気持ちになった。邪悪な子供の話は嫌だなぁ。小学6年生にして父親を冷静に分析しているというのも不思議だった。