いざという時に失敗してしまう、本番に弱い、自信が持てない人を指導した著者が、どうしたら自信が持てるか書いている。
そのためには「OKライン」を下げ、どのくらい自分にOKを上げられるかが大事になる。それが自己肯定感や自信を作り、物事を継続したり、結果を出したりする事に繋がる。
前向きにやってる時に読むとなんてことないけど、落ち込んだ時に読むととてもためになる本。また自分がOKラインを上げていることに気づく。
わざと目標ラインを上げ、傷つきたくないから自己防衛している、にも納得。とても身に覚えがありました。
他、ためになった要約など。
・努力は言い訳。必要以上にがんばらない覚悟を持つ。結果を出すことにこだわる。最終的に結果を出せる人が責任が取れる人であり、自信を持てる人。
・何か感情が湧きあがったときは1分間つぶやきトレーニング。これは結構面白いと思った。
・相手の感情はコントロールできない。人間関係のOKラインはかなり低く設定。
・現時点での自分を基準にする。今日の自分は30点なら30点。それが50点できればgood。ミスに対する許容範囲を広げ、気負いをなくす。その結果今やるべき課題、クリアすべきことを冷静に判断、集中できる。風邪ひいたら無理せず休むのと一緒。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
科学、心理学
- 感想投稿日 : 2014年11月2日
- 読了日 : 2014年11月2日
- 本棚登録日 : 2014年7月26日
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