モデルのように着こなしたいがなぜか決まらず、スタイルやモノのよし悪しを理由に諦めかけていたアナタに朗報! 知っているだけで見違えるほど今ドキにこなれる、スーツ姿の7つの着こなしテクをご紹介いたしましょう。
これらさえ習得すれば、労せず今ドキを体現できること請け合い。新たなアイテムの買い足しも不要ゆえ、明日から早速実践することをオススメします。
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[1]ノットは縦長に成形する
時代により移ろいゆくタイの結び目のこなしですが、今は左右非対称ながら一番タイトに作ることのできるシングルノットが本流。それも結び目が襟の剣先と同じラインまで延びるよう、できるだけ縦長に成形するのがコツなのです。
[2]タイはベルトの中間まで垂らす
短くても長くてもみっともないタイの垂らしは、大剣の先がベルトにかかる位置に結びで調節するのが正解。ただ、シングルノットだと長くなりすぎることも。その場合、小剣側をパンツインしてしまうのも手です。
[3]3Bジャケットのボタンは中1つだけ留める
今ドキスーツの大半である段返り3つボタンは、そもそも第1ボタンを留めないのが正統。上まで留めるとVゾーンが詰まって野暮ったいことこの上ありません。ダブルの場合は下1つ留めがもっとも洒脱といわれています。
[4]シャツの袖はジャケットから0.5cm~1cm出す
これはサイジングの妙でして、スーツは手首の骨が出っ張った位置、シャツは腕をだらりと下げ、手首だけを直角に曲げたときのラインに袖口がくるものを選べば体現可能です。スーツの袖が長すぎてシャツが見えないとかなり野暮ったいのでご注意を。
[5]本切羽の第1ボタンを開ける
飾りボタンでしかない安価なスーツに対し、一流品は実際に開閉する本切羽使用となっています。ならば第1ボタンを外し、その点を主張するのも一興。もちろん粋なヌケ感がもたらされ、洒脱なのは言うまでもありません。
[6]ベルトは必ず3つ目の穴を使う
太ったから、痩せたからとベルトを適当な穴で留めていませんか? 一般的な5つ穴ベルトでは、真ん中の3つ目を使用するのが美しくこなすコツなのです。体格が変わったら、ベルトも正しいサイズに買い替えましょう。
[7]トウを磨いてトコトン艶出し
もちろん靴全体をケアするに越したことはありません。が、時間のないかたは最低限一番目立つトウだけでも靴墨でピカピカに磨いておくと印象は大きく変わってきます。取り急ぎ家の玄関だけ掃除しておくようなものです。~MEN'S EX特別編集『大人のスタイル 基本の「き」』より
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こちらでご紹介したのはドレス編より7つのテクニック。そのほかジャケパン編もあり、計48種の着こなしテクが。わずかな変化なのに驚くほど垢抜けるそのヌケ感は、一度覚えると本当に便利。ワードローブをたくさん持っているのに、コーディネートが上手にならないのはなぜ? の疑問をこのテクニックが解決してくれること、けっこう多そうですよ。
- 感想投稿日 : 2011年10月26日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年10月26日
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