「知っていると人生が楽しくなるチーズの法則3つ」
そのまま食べても美味しくて、お酒のおつまみにも、料理のアクセントにも最高の友となってくれる、それがチーズ。今回は美味しいチーズを手に入れたときにぜひ試したいチーズの法則を3つ、お届けします。もちろん、普段使いのチーズでも楽しめます!
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【法則1】“チーズにはワイン”そんな固定観念も見直してみよう
チーズにはワインが合うのは常識ですが、ワイン以外にも合うお酒はいっぱいあります。例えば、熟成の進んだチェダーなどのハードタイプには、ウイスキーがよく合います。
ラングルというウォッシュタイプのチーズにはフォンテーヌ(泉)と呼ばれる窪みがあり、ここにマール(ブドウの搾りかすから作った蒸留酒)を注いで崩しながら食べるのが定番です。また、山羊の乳から作ったシェーブルというタイプのチーズには、日本酒のほのかな甘みがよく似合います。
【法則2】“ちょい足し”はひとつの料理を完成させるつもりで
チーズに何かちょっと「ちょい足し」してみませんか? チーズは思っている以上に懐の深い食材です。定番のナッツ類やドライフルーツ、蜂蜜、コショウやスパイス類はもちろん最高の引き立て役。
チーズの種類にもよりますが、もともとは日本の漬物と同様の発酵食品なので、思いのほか「和」の食材とも合います。「これ合うの?」「え~っ」なんて言わないで、先入観を捨ててどんどんチャレンジしてみましょう。
納豆、梅干ミックス、海苔の佃煮、カラスミ、柚子コショウ、塩昆布、イカの塩辛などを「ちょい足し」するだけで大変身! 新たな味覚の世界が広がります。
【法則3】加熱すると新しい魅力が広がります
チーズが余った時は、保存するよりまず料理に使うことを考えましょう。チーズの種類によっては、おろしてトッピングにしたり、ドレッシングに加えたり、パスタや肉、魚料理のソースに入れたりするのも良い方法です。
ついつい忘れて乾燥させてしまったり、熟成しすぎたチーズは、テフロンのフライパンで加熱すると美味しく食べられます。
~『もっと知りたい! チーズの本』(宮内祥子)より抜粋
- 感想投稿日 : 2013年6月3日
- 読了日 : 2013年6月3日
- 本棚登録日 : 2013年6月3日
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