日韓いがみあいの精神分析 (中公文庫 き 3-5)

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  • 中央公論新社 (2002年6月1日発売)
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再読した。
ふたりとも歴史に詳しいのは確かだろうが、決して歴史の専門家ではないのだな。

秀吉が朝鮮を攻めたのは、「白村江からの日本に埋め込まれた精神構造ゆえ」みたいに岸田は言うが、軍人に仕事を与えるためという説もある。また、そもそも中国に攻めたかったから、通り道として攻めざるを得なかったという説もある。

もしそれらが正しいなら、精神構造うんぬんはまったく関係なくなる。
「こういう考え方もある」程度に受け止めておくのがいいのだろう。

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カテゴリ: 売却
感想投稿日 : 2013年4月29日
本棚登録日 : 2013年4月29日

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