古代において一神教は極めて稀な存在だった。それが今や地球の半分を被っている。なぜそうなったのか。
一神教は都自民の宗教である。氏族の崩壊、おのが立ち位置の喪失、血縁共同体からの絶縁。そこに一神教が成り立つ契機がある。
街には守護聖者がおり、職業ごとに守護聖者がいる、そこは多神教の国々である。一神教は多神教世界に戦いを挑み続けながら、多神教にまみれて行った。
一神教は奴隷の宗教である。一神教と戦争が切っても切れない関係にあるのは、出発点かったらして既にそうだった。奴隷状態からの脱出は平和的手段によっては遂行しがたい。
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- 感想投稿日 : 2015年7月28日
- 読了日 : 2015年7月28日
- 本棚登録日 : 2015年7月28日
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