かなり古い作品ですが、多分、邦訳の最後の作品?
ブックオフで手に入れて、一気に読み終えてしまいました。
まだ、ハインラインで読んでない本があるとは思いませんでした。裏見ると1995年が邦訳の初版らしい。確かに、その時期は忙しい時期だったからなぁ。
次元転位を繰り返し苦難を乗り越える主人公の姿が、コミカルでかつ心を打ちます。聖書のヨブ記に材をとったというこの作品、英米人の宗教観みたいなものをかいま見せてくれるように思います。次元転位を繰り返し、テクノロジーが進んだり、退化したりしてるのに携帯電話は出てこないんだなぁと妙なところに感心。
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2007年9月6日
- 本棚登録日 : 2007年9月6日
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