本好きにとって、「本屋」さんとは新鮮な場所。
一人で訪れたり、家族と、友達とワイワイ喋りながら訪れたりする。
でも、膨大な本の中から「自分だけの一冊」を見つけるのは至難の業。
その時に頼りになるのが、「pop(ポップ)」だ。
本について、簡潔に分かりやすく書かれていて本当に頼りになる。
そして、この舞台は2012年3月31日に閉店した【ジュンク堂書店新宿店】のポップの写真集。
この跡地は、大型家電量販店になっているそうで…。
お別れの挨拶として、書店員さんが書かれた「手書きのポップ」
人それぞれの筆跡、思いがあり、この本を見ていても感動する。
中には読んだこともある本もあり、「この人はこう感じたのだなあ・・・。」と感じたりもする。
「売り場担当より。」というコーナーもあり、そこもまた魅力的。
ポップを書く大変さ や 本音を言えば、この本を売りたかった。 など、
それぞれの思いがこの本に詰まっている。
いよいよ閉店の日となった、3月31日の様子の写真が張ってある。
どこのページを開いても、「ハズレ」がないこの本。
今は、本をネットで注文したり、電子書籍で買ったりと、中々書店へ足を運ぶ機会がなくなってしまったが、
「本屋の空気が好き。」「本に囲まれているだけで幸せな気分になる。」と書かれてあり、ここがジーンと胸に来た。
図書館もいいけれど、やはり本屋さんもいいものだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
仕事
- 感想投稿日 : 2012年12月21日
- 読了日 : 2012年12月21日
- 本棚登録日 : 2012年12月21日
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コメント 6件
kuroayameさんのコメント
2012/12/21
しをん。さんのコメント
2012/12/21
円軌道の外さんのコメント
2012/12/22
しをん。さんのコメント
2012/12/24
honno-遊民さんのコメント
2012/12/25
しをん。さんのコメント
2012/12/25