原題:CLICK (2006年)
収録時間:107分
最近重いというか、暗い内容の映画ばかり観ていたので笑いたいなぁと思い、設定も面白そうなコメディを借りた。
でも途中まで大人げなく自己中な主人公が何か言ってもやっても全然面白くなく、笑えない。
あぁコレは失敗したなぁと思っていたけど、後半見事にひっくり返してきた。
ただ、笑えたのではなく泣けた。
家族と将来リッチで幸せに暮らす為に仕事第1、昇進しか頭になく家族との時間をないがしろにして、口論や自分の両親を食事に招いての団欒等、面倒なことはリモコンで早送り。
昇進まで待ちきれず早送り。
その内、早送りしてもいないのに過去に早送りした出来事は自動早送りになり…
早送りの間、主人公は心ここにあらずな感じなので奥さんも段々と不満を募らせ、昇進の話が持ち上がった時も自動早送りになってしまい時間が凄く流れた。
奥さんとは離婚してすでに再婚相手があり、自分の父親も、ペットの犬も他界した事を知り今までの自分の行いを省みる。
そこで大事なことに初めて気付くんだけど、そっからは泣けた。
心を入れ替えて、全てに感謝し変わっていくんだけど。
何か当たり前の事だけど忘れがちな事を改めて思い出させて貰った気がする。
「ひょんなことから人生を自在にコントロールできるリモコンを手に入れた主人公が、次第にそのリモコンに振り回されていくさまを描くハートウォーミング・ファンタジー・コメディ。主演は「50回目のファースト・キス」のアダム・サンドラー、共演に「アンダーワールド」シリーズのケイト・ベッキンセイル。建築士のマイケルは、大切な家族を幸せにしたいと思うあまり、仕事に追われ家族との時間さえも持てない忙しない日々を送っていた。そんなある日、彼は人生さえも早送りや巻き戻しできる不思議なリモコンを手に入れるのだったが…。」
- 感想投稿日 : 2017年12月20日
- 読了日 : 2017年12月19日
- 本棚登録日 : 2017年12月20日
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