イン・ザ・プール

著者 :
  • 文藝春秋 (2002年5月14日発売)
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本棚登録 : 5234
感想 : 1117
5

自意識過剰、神経過敏な現代人と少し前の時代には、
存在したかもっていうハチャメチャな医者との連作集。

一体どっちが医者で患者なのか?わかんなくなるとこが
いいかんじです。

読み進めていくと、あまりにも自分を追い詰めるというか、
ほんと自意識過剰な自分がいたりしますね。

もっとラクに生きていいはずなのに。
いつのまにか、窮屈な生き方してる、させられてる、
一体に誰に。。。結局自分に???

とか考えると、また自意識過剰に戻るか(苦笑)

テレビ的でもあり、基本エンターテイメント作品だと思いますが、ドラマ化は難しいでしょうね。その方がいいです。

奥田 英朗氏の作品は初でしたが、またひとり楽しみな作家が
増えました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説全般
感想投稿日 : 2012年8月3日
読了日 : 2010年4月12日
本棚登録日 : 2012年6月24日

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