本屋さんが選んだ本と言うことでちょっと期待して読みました。内容は高校の時に体育館のピアノの調律を見て天の啓示を受けてピアノの調律師になった青年の話。文章は読みやすく極力漢字を使わないようにしているのが印象に残った。場面転換にしても章分けする事もなく淡々と物語りは進んでいく。途中女の子の双子が出てきて青年の調律に影響を与えたりするが全編爽やかな印象で終わった。読後はそう言う意味で凄く良かったんだけど出来れば・・・もう少しドラマを盛り上げる事件とか?あるともう少し深くなったかもなと思いました。なんか青年の思いが平面的に感じたのもあります。本人は葛藤してるつもりなのかもしれないけどあんまりコッチには響いてこないのはきっとライバルもいなかっただろうな~。絵本のようなそんな小説でしたね。

2016年5月18日

読書状況 読み終わった [2016年5月18日]
カテゴリ 淡々と読める本

広瀬さんが実は単なる普通の人で終わってしまった哀れさが最後ハンパなかったです。
まさに選ばれし者と選ばれざる者の差。でもま~広瀬さんの戻りたかった世界は多分基本人間が考えてるあの世の事だと思うのでそのうちに嫌でも帰る事が出来そうだけどね。
それにしてもこっちの世界であんなに殺戮しまくって終わるのって酷いな~と思いました。

2015年10月11日

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読書状況 読み終わった [2015年10月11日]
読書状況 読みたい

村上先生の本拝読2冊目。う~ん・・・パターンが似てる。たまたま似てる作品を立て続けに読んだだけなのかもしれないけど。中に出てくる本とか作品名とかもカブってたりするとちょっと脳内で作品が混ざって困った。読み終わって思ったのはホシノさんがあのあと無事に日々を取り戻せたか。ただそれだけでしたね。^^;

2015年10月7日

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読書状況 読み終わった [2015年10月7日]

いつの間にか月が二つある世界に迷い込んでしまった青豆さん。そこで非日常生活をしているけれどいつしか運命の男と人生を共有していく。実は有名な村上春樹さんの作品を読むのはこれが初めてでした。あんまり有名な作家さんに興
味がわかなかったからだけど今回読んでみてなるほど人気がある作家さんだと言う理由がほんの少しわかったような気がする。なにしろ読みやすい。そして状況説明がとっても変わっていてそれはキャラの心情を表す際にも強く意識的にそれとは別の物質的な言い回しがされていて興味深かった。お話じたいはま~SF的な観念話っぽいけど 圧倒的な表現の幅の広さで深みを増していて面白かった。

2015年9月28日

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読書状況 読み終わった [2015年9月28日]
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先生と主人公の間には どれだけ接しようと深くて暗い河があったんだろうな~と読んだ後に感じた。自分の中の葛藤もきっと主人公のお蔭で癒されてはいたんだろうしね。

2015年8月20日

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読書状況 読み終わった [2015年8月20日]
カテゴリ 切ない本

友人に薦められて上巻中巻下巻一気に読みました。
佐藤愛子さんの平易で分かり易い文章で読みやすくて引き込まれるのも早かったです。読んでいてここまで人の道から外れた一族ってあるんだなとホント驚きの連続でした。昔のお殿様とかは愛人と言うか妾なんて普通にいたし女性の地位も低かったのでこう言う事もあったんだろうけど。紅緑さんのような作家さんで子供と奥さんを捨ててまで己の愛情に正直な人っていたんですね~。これ当人だったらたまったもんじゃないんだろうけど佐藤家の人たちって各々が物凄い活力もってるからなんとかなってたんだろうな~。読んでて途中途中でイライラしたりスッキリしたりを繰り返したんだけどその自分の感情で自分と言うものがどういう基準を持って生きているのか分かったのでほんと面白かった。

2015年9月6日

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読書状況 読み終わった [2015年9月6日]
カテゴリ 人間とは・・・
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本来暗くなりがちの病棟話のような気もするのにそこにいる患者さんと看護師さんの青春が生き生きと主人公の友人への手紙と言う形で物語が進んでいく。読後感がスックリとする作品でした。

2015年8月2日

読書状況 読み終わった [2015年8月2日]
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芥川賞作家の又吉氏が太宰のファンと言う事で今まで敷居が高くて読むに至らなかったけど今回初めて読みました。
正直に面白かったです。たぶんこの年になったからなのかもしれないけど。誰でも主人公のような気持ちになったりしたことは一度や二度はあるはず。それでも普通は人生の途中でこう言うものだと自分と世界の感覚の落としどころを見つけて生きて行くものだと思う。あくまでも自分に対して真摯に生きてそれゆえに廃人になっていく主人公。すごく小さな男の子に感じました。

2015年7月30日

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読書状況 読み終わった [2015年7月30日]
カテゴリ 切ない本
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読書状況 読み終わった [2015年8月6日]
読書状況 読みたい

主人公の歩君が産まれた時から37歳まで主人公の視点で書き綴られる話。実は上巻は読むのがけっこうダルかった。海外での話とか淡々と家族の詳細を語っていくだけの流れだったので。ところが下巻に入るとその上巻で蒔かれた種がすべて芽をだし咲き始める。その流れはとっても心地良かったです。自分の考えを突き詰める必要もなかった主人公は常に自分の周りばかり気にして迎合する事にばかり長けていく。30を過ぎて自身の容貌さえも変わりゆく中で自分の中の芯の無さに唖然とする。現代の若者そのままの主人公だと思う。日本人的なんだろうな~。空気を読み過ぎて自分が無くなってしまう。それでもそんな八方ふさがりの歩に一番その原因だったはずの姉が門を開いてくれるくだりは爽快感があった。人間どこに生きていても自分の中に信じる芯が必要なんだなと。そして家族もその一助になるんだなって事を認識させてくれる作品でした。

2015年9月17日

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読書状況 読み終わった [2015年9月17日]
カテゴリ 家族とは・・

いま一番話題の本なので滅多にハードカバーの本は買わないんだけど読んでみた。淡々と書かれている文章はイメージが伝わってきやすくて読みやすかったし街の表現が面白いし良く練られてたと思います。主人公の神谷への憧憬・愛情・尊敬がちょっと痛々しかったですけど。お笑いの世界もだけど芸術関連の仕事はやはりある程度人の好みに迎合する事が必須なだけに最後に神谷のとった行動にはほんと凄まじい悲しみを感じました。

2015年8月6日

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読書状況 読み終わった [2015年8月6日]
カテゴリ 淡々と読める本
読書状況 読み終わった [2015年7月29日]
カテゴリ 切ない本

茂木さんは○HKの番組で修造さんと熱く語っていらっしゃる様子を見て気になっていました。ようやく昨日本を買って読みました。今までの本に対する考え方をガラリと変えてくれた本になりました。子供の頃から読書は好きだったのにただ漫然と読んでいた事が少しだけ勿体無く感じました。これを機に少しまた本を読む時間を持つようにしようと言う気にさせてくれる良書です。

2015年7月27日

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読書状況 読み終わった [2015年7月27日]
カテゴリ ためになる本
読書状況 読み終わった [2010年5月28日]
読書状況 読み終わった [2010年5月28日]
読書状況 読み終わった [2010年5月28日]
読書状況 読み終わった [2010年5月28日]
読書状況 読み終わった [2010年5月28日]
読書状況 読み終わった [2010年5月28日]
読書状況 読み終わった [2010年5月28日]
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