岸田の理論は高い視点から文明や歴史を分析している。このため、臨床心理学とは異なる次元になっていて、「デタラメな絵を描いているだけじゃないのか?」という思いがよぎる。しかしそうではない。なぜなら、心理学自体が「絵を描く」ことに過ぎないからだ。カウンセリングとは、本人が思ってもいない角度から因果関係を構成し直す作業といえる。
http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20100324/p6
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カテゴリ:
心理
- 感想投稿日 : 2010年3月24日
- 本棚登録日 : 2010年3月24日
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