呉服商の丁稚奉公に行き、女衆となった幸は、結婚し、幸せな家庭を築こうとしていた矢先、夫を亡くしてしまうなど数々の困難が降り注ぐ中、商いとして商人らと関わっていく方法を模索していき、それらを乗り越えていく幸の強さを感じる。丁稚奉公で様々な人たちとの関わりなどから得た発想力、処世術だろうと思う。幸と惣次の関係も良い感じかと思いきや、それまで見えて来なかった惣次の性格、短所と捉えてしまう所も出てきて、不穏さが見えて、ヒビが入らなければと感じる。後に生活に影響出ないか、暖簾の問題も穏便に済んで欲しいと思う。
読書状況:読み終わった
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作者 た行
- 感想投稿日 : 2017年4月16日
- 読了日 : 2017年4月16日
- 本棚登録日 : 2017年4月11日
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