あきない世傳金と銀 三 奔流篇 (ハルキ文庫 た 19-17 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2017年2月14日発売)
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呉服商の丁稚奉公に行き、女衆となった幸は、結婚し、幸せな家庭を築こうとしていた矢先、夫を亡くしてしまうなど数々の困難が降り注ぐ中、商いとして商人らと関わっていく方法を模索していき、それらを乗り越えていく幸の強さを感じる。丁稚奉公で様々な人たちとの関わりなどから得た発想力、処世術だろうと思う。幸と惣次の関係も良い感じかと思いきや、それまで見えて来なかった惣次の性格、短所と捉えてしまう所も出てきて、不穏さが見えて、ヒビが入らなければと感じる。後に生活に影響出ないか、暖簾の問題も穏便に済んで欲しいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 作者 た行
感想投稿日 : 2017年4月16日
読了日 : 2017年4月16日
本棚登録日 : 2017年4月11日

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