すべてがFになる (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1998年12月11日発売)
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本棚登録 : 29315
感想 : 3036
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三重に重なった密室状態での殺人事件。
凡人には天才は理解出来ない(爆)
ある意味それは幸せな事かもしれない。
天才には「日常」は生きにくい。
自分が当たり前に理解していると思ってる「日常」若しくは「常識」は本当に「日常」若しくは「常識」なんだろうか?
もし自分が真賀田四季博士と会話したら確実に自分の根底にあるもの・信じていたものが覆されると思う。
そして常に曖昧模糊。
読んでいて何故かそんな印象を持った。
「記憶」と「記録」
関係ないが萌絵は左きき。(時計を右手にしてるから)
内容(トリックの解説等)は完全に理解出来なかったけど文章はとても読み易かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 和書
感想投稿日 : 2016年10月25日
読了日 : 2016年10月25日
本棚登録日 : 2016年10月25日

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