アウシュヴィッツの図書係

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制作 : 小原 京子 
yanさん 洋書   読み終わった 

いつも評価の星を付けるけれどこれはちょっと付けるのに躊躇してしまう。
所々に年月日が書かれていてその都度「早く45年になってくれ」と思いながら読んでいた。
読んでる私から見たら戦争は45年で終わる。という事を初めから知ってるからこういう読み方になってるのだけど、当時の人からしたら終わりなんてみえない、いつ終わるか判らない状況の中あの想像を絶する環境に身を置かされていた。「1秒でも長く生きる」その事がどれだけ難しい事か。
その中で主人公の少女は8冊の本を守り抜いた。
たかが本、されど本。
生きる希望・精神的な支柱になっていた本。
ディタのヒーローであるフレディ・ヒルシュ。
あんな別れが待ってるなんて。
ディタとマルギットの友情。
解放された時2人が交わした「またね」の言葉が本当の意味で使えた事がとても嬉しかった。
戦争は根こそぎ奪って行くものでしかないね。
得るものなんて何もない。

レビュー投稿日
2016年11月28日
読了日
2016年11月28日
本棚登録日
2016年11月28日
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