戯言V系»
DVDいっぱい並べるぞー(^^;
レビュー by shadsysさん
【真実を知らないという事は時には罪悪でもある】
映画で話題の本作。
原作の東野は大好きな作家でもあるため文庫版をチェックしてみた。
今回は、数学者の心情を描くという事で数学的な話や考え方なども意外と盛り込まれている。
ちょうど前回、「フェルマーの最終定理」を読んだばかりなので「四色問題」などはこの間読んだばかりだったし、自分で考えて答えを出すのと他人から聞いた答えが正しいかどうか確かめるのとではどちらが簡単かという「P≠NP問題」なども記載がある。
他にも演繹的な考え方と帰納的な考え方だとか「この方程式には必ず解がある」とかいろいろそんな表現が出てくる。
流石なのはこれらの記載がうんちくとして語られているのではなく、きちんと物語の伏線として語られている点だ。
読み終わると、全ての内容に整合性が生まれる。単純なトリックだからこそ生まれた納得感は、何気ない会話にも多く散りばめられている。「この世に無駄な歯車なんかないし、その使い道を決められるのは歯車自身だけだ」と湯川が語った台詞が重く感じられる。
本来なら内容的には星4つ的なのだが、トリックが解った時の爽快感、説得力に+☆で。簡単なトリックを多くの伏線を交えてうまく書き上げたこと、誰にでも理解できる圧倒的な説得力は映画版の好評に繋がっているのではないでしょうか。短いけれども爽快感とどうしようもない悲壮感ある一作。
っていうか映画版では達磨の石神が堤真一ってwwww
どういうことwww
全然達磨じゃないw
ずんぐりむっくりで、女性から縁遠い感じがやっぱり石神には必要だと思うんだけど。。。
登録日 : 2009年04月13日 22:19:56


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