闇金ウシジマくん(7) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館 (2007年1月30日発売)
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本棚登録 : 96
感想 : 4
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「フーゾクくん」編完結。
風俗嬢たちのキャラクターが秀逸。ささいなことで簡単に身を持ち崩していく彼女たちが痛々しくもあるが、そこに流れてしまう気持ちも理解できなくもない。
「フリーターくん」編。
バイトはしているものの、結婚もせず自宅で両親に寄生しながら生きる宇津井優一。自ら痛いことを自覚しながら、「鬱ブログ」に不満や不安を書き連ねつつ、反省することもなく借金とパチスロに浸ってしまう。
その母親美津子は、夫の予期せぬ早期退職で家計を支えるため、株の信用取引に手を出し、新興株の暴落による追証発生で闇金に頼ってしまう。素人が株に手を出して火傷をする典型的な姿を描く。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2013年2月12日
読了日 : 2013年2月9日
本棚登録日 : 2013年2月11日

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