妻を亡くし、父と子三人での新生活。
妻・圭子が小5~中学卒業まで暮らした、希望が丘。
その名前に引き寄せられるように、選んだ街。
でも、ニュータウンにはどこか馴染みきれない何かがあって…。
圭子のかつての同級生や、その子どもたち、そして、お習字教室の先生。
一筋縄ではいかない人々に出会って、「ダメになっていく子に冷たい街」と言われる希望が丘で、再生していく家族たちを描いています。
重松さんの愛があふれている作品です。
大人として、子どもたちを守っていく強さを持っていたいと、改めて感じます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸
- 感想投稿日 : 2011年9月11日
- 読了日 : 2011年9月11日
- 本棚登録日 : 2011年9月11日
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