希望ヶ丘の人びと 下(小学館文庫 し 5-10)

著者 :
  • 小学館 (2011年5月10日発売)
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感想 : 59
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妻を亡くし、父と子三人での新生活。
妻・圭子が小5~中学卒業まで暮らした、希望が丘。
その名前に引き寄せられるように、選んだ街。
でも、ニュータウンにはどこか馴染みきれない何かがあって…。

圭子のかつての同級生や、その子どもたち、そして、お習字教室の先生。
一筋縄ではいかない人々に出会って、「ダメになっていく子に冷たい街」と言われる希望が丘で、再生していく家族たちを描いています。

重松さんの愛があふれている作品です。
大人として、子どもたちを守っていく強さを持っていたいと、改めて感じます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文芸
感想投稿日 : 2011年9月11日
読了日 : 2011年9月11日
本棚登録日 : 2011年9月11日

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