女の子のように育てられた、ギョーム。
本人も母親の期待に応えようと、女性らしいしぐさを学んだりするうちに、家族は彼をゲイだと思うようになる。
しかし、大人になった彼は異性愛だと気付く。
監督、脚本、主演をこなしたギョーム自身の本当のお話し。
女の子が欲しかった母親。
ギョームやその兄である息子たちのことを「男の子たちとギョーム」と呼ぶ。
母親の気持ちも分からないではないが、場合によっては本当にゲイになるかもしれない。
もちろん、ゲイが悪いというわけではないが、親の影響力の凄さは認識するべきだろう。
実際、彼自身、思春期に自殺未遂にまで及んでいる。
観終わってから知ったのだが、母親も彼が演じていた。
そこには母親に対する彼の思いが込められているのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2015年8月14日
- 読了日 : 2015年8月13日
- 本棚登録日 : 2015年8月14日
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