[おい、もだえ死にさせる気か]男ならば誰もが1度は経験し、それでいて誰もが日々経験したい感情「キュン」。思わず男心をくすぐられてしまう女性のかわいらしい、普段は見せない瞬間を(なんとも中途半端に)348も集めています。独り身の男が読んで妄想をかき立てるもよし、男性をキュンとさせたい女性がマニュアルと読んでもよしの一冊です。
読む場所には十分気をつける必要があるかとは思いますが、次から次へと出てくるキュンの瞬間に心浮かされっぱなし。中には「ベタだなぁ」と思ったり「あり得ないだろ」と思わずツッコミを入れたくなる瞬間もあるんですが、それも「実際に自分にあったら......」と考えるだけで幸せな気分になるんですからあら不思議。友達と回し読みしてどれが1番グッとくるかなんてことをするのもイイかも。
ところどころ編者からのキュン論考が差し挟まれているのですが、それが意外と良かったりするんです。特に、キュンという瞬間的な思い出を積み重ねることによって、それが長い関係の糧になるという指摘は、大切な人との関係を満ち足りたものにするために必要なのではないかと妙に納得させられてしまいました。以下は348の瞬間の中で、個人的には最もキュンとさせられるであろうものです。
〜デート中のカフェで、お互いのよそよそしい名前の呼び方を変えようってことになった。友達のだれも呼んでないあだ名をお互いにつけあってキュン〜
なんでこれを読むようになったかはさておいて☆5つ
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年7月13日
- 読了日 : 2013年7月13日
- 本棚登録日 : 2013年7月13日
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