(内容紹介)
ゆるやかな下り坂にある日本で、個人も社会も幸福になるために――。
右肩上がりの経済のなかで身につけた上り坂を生きる思想はもう古い。日本もゆるやかな下り坂に差し掛かっていると考えた方がいい。人生そのものも下り坂の連続だ。グローバリズムと金融資本主義に翻弄されるな。ニヒリズムの空気に負けるな。下りながら上るちょっとしたコツを覚えればあなたの人生も国のあり方も大きく変わる。岐路に立つ我々が今こそ目指すべき「新しい人間」とは何か?
国のそして人の下り坂のなかで上りを生きるために必要なのは、楽観力、そして人間が生きるために必要な3つのつながり――人と人、人と自然、体と心のつながりだ。
利他の実践者である筆者は語る。
「隣りに苦しんでいる人がいたら、その人の苦しみや悲しみに共感してあげたい。悲しみや苦しさを知っている人は人を癒すことができるんだ。 悲しい時を生きている時こそ、人を支えたり、支えられたりが大事だ。 下り坂のなかで上りを生きるために必要なのは「生きがい」と「絆」だ。」
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年5月18日
- 読了日 : 2014年5月18日
- 本棚登録日 : 2014年5月18日
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