食にまつわるエッセイ集。
おいしいものがたくさん登場するときいて読んでみました。
でも、読んでみて感じたのは「おいしそう!」ということよりも江國さんがいかに言葉にこだわりをもっているのか、ということ。
いろいろな場面で、そこにある言葉に気がいってしまって考え込む、というシーンが登場するんだけれど、なんとなく、それが、いいな、と思ったのでした。
あとは、注文するのがこわい、というのは共感。
なんとなく先延ばしにして底をつかす、というのがすごくよくわかる。
なんていいながら、読み終わった今はちゃんとおなかがすいています。
やっぱりおいしそうなエッセイだったんだな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
評論. エッセイ. 随筆
- 感想投稿日 : 2012年5月5日
- 読了日 : 2012年5月5日
- 本棚登録日 : 2012年3月2日
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コメント 2件
円軌道の外さんのコメント
2012/05/08
shinboshiさんのコメント
2012/05/09