やわらかなレタス

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年2月25日発売)
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本棚登録 : 1548
感想 : 202
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食にまつわるエッセイ集。
おいしいものがたくさん登場するときいて読んでみました。

でも、読んでみて感じたのは「おいしそう!」ということよりも江國さんがいかに言葉にこだわりをもっているのか、ということ。
いろいろな場面で、そこにある言葉に気がいってしまって考え込む、というシーンが登場するんだけれど、なんとなく、それが、いいな、と思ったのでした。
あとは、注文するのがこわい、というのは共感。
なんとなく先延ばしにして底をつかす、というのがすごくよくわかる。

なんていいながら、読み終わった今はちゃんとおなかがすいています。
やっぱりおいしそうなエッセイだったんだな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 評論. エッセイ. 随筆
感想投稿日 : 2012年5月5日
読了日 : 2012年5月5日
本棚登録日 : 2012年3月2日

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コメント 2件

円軌道の外さんのコメント
2012/05/08


おはようございます(^O^)

少し遅くなったけど、
ハートマーク
ありがとうございました!

スゴくやわらかで
優しい文章書かれるんですね♪


ボクサーなのに(笑)
自分も食べることに目がなくて
沢山の料理が出てくる
お腹が減る小説に弱いので、
この作品も近々
チェックしてみたいと思います♪


これからもよろしくお願いします☆

shinboshiさんのコメント
2012/05/09

円軌道の外さん

コメントありがとうございます!
そしていつもレビュー読んでいただいてありがとうございます。

私もおいしいものが書かれた本が大好物で、ついついそういう本をおなかをすかせながら読んでしまいます。

ぜひこの本も読んでみてくださいね。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします!

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