名著と誉れの高いこの新書をついに読了。
大変面白かった。
知性を弄る理系書物、と思っていたら時間をめぐる哲学的な問いを投げかけてくる。
曰く、現代人のやっているのとはヒト本来のサイズに見合ったものなのか?
思考のサイズばかりが大きくなっていないだろうか?
これが書かれた1992年から25年たったが、人間は当時以上に生き生きとしていない。
搾取され疲弊し悩んでいる。
ここに答えはないが、改めて著者の問いかけについては真剣に考える必要がある。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年2月6日
- 読了日 : 2017年2月6日
- 本棚登録日 : 2017年2月6日
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