ペンギン村に陽は落ちて (ポプラ文庫 た 3-1)

著者 :
  • ポプラ社 (2010年6月4日発売)
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本棚登録 : 170
感想 : 22
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 ツイッタ―でいつも気になっていたので。
短編以外初めて読んだ。ペンギン村の住人やケンシロウやドラえもんなどばかりが出てくるとても破天荒なお話。
 シュールで前衛的と言うか、脈絡のない様な話に含蓄や寓意を含めたスタイルと言うのは映画なんかでもしばしばみるのだけれど、ただアニメキャラで面白い小説書きましたと言うよりは本当に悲しい事とか哀愁だとか狂気だとか多くの物が凝縮されていて、やはり人間を描こうとしているのだなぁと興味深く読みました。
 どちらにしろ、抽象的な事を描くのだから、漫画でもリアリズムでも関係ないよなとは思う。あと、このスタイルをとる勇気と信念の凝縮

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年11月27日
読了日 : 2011年11月27日
本棚登録日 : 2011年11月27日

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