1969年の本。ターミナルケアが叫ばれはじめていた時代、ロス女医は死を見据えた病を抱えた患者の心の動きに焦点を当てて書いている。重いテーマだが、好もうと好まざるに関係なく、いずれみな死に至る。医療者としての経験として人の死について書かれているが、普遍のテーマだとおもう。嫌がようでも死に直面すると、誰でもある種の神のような自分を超えるものを感じたり考えざるを得なくなるようだ。興味深く読める所もあると思う。
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- 感想投稿日 : 2015年4月8日
- 本棚登録日 : 2015年4月7日
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