又吉直樹さんの「刺さりまくった」という感想に惹かれて手に取った。芸能界という特殊な社会に唐突に「入学」してしまったことで、戸惑い、恥をかき、落ち込み、試行錯誤しながら得た、「丁度いい対応の仕方」が書かれている。それは私も同様に、就職や転職、異動先の職場で経験する「その中での特殊なルール」に自分を馴染ませて行く時の大変さにとても似ていて、共感を持てた。『丁度いい謙虚』という言葉が身に染みた。表紙の写真や所々の挿画がとても面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
・エッセイ・詩
- 感想投稿日 : 2016年1月24日
- 読了日 : 2016年1月10日
- 本棚登録日 : 2016年1月24日
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