北槎聞略: 大黒屋光太夫ロシア漂流記 (岩波文庫 青 456-1)

著者 :
  • 岩波書店 (1990年10月30日発売)
3.33
  • (2)
  • (2)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 75
感想 : 6
4

おろしや国酔夢譚、大黒屋光太夫を読んだ後に目を通すと100倍面白い。光太夫らの辿った運命のみならず、当時のロシアの文化、伝統、生活などの様子が、風土、婚姻、学校、病院、食事、木、草…などテーマ毎に記されている。衣類や日用品などを描いた手書きの挿絵も豊富。ロシア語を学ぶ人にとっては、辞書のような言葉の解説の箇所も非常に面白いだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年7月12日
読了日 : 2015年7月12日
本棚登録日 : 2015年7月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする