「ガード下」の誕生――鉄道と都市の近代史(祥伝社新書273)

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  • 祥伝社 (2012年4月3日発売)
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感想 : 14
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 ガード下は、自分の個人的な思い出は、銀座のコリドー街と神戸の元町。両方ともこの本で紹介されている。

 まず、大事なのは規制法。建築基準法だけでなく、東京消防庁などの行政指導がいろいろあるらしい。(p38)

 コリドー街も含めて、猥雑なイメージがあるガード下だが、最近は、違うらしい。

 まず、小田急の保育園、舞浜のホテル、京浜の初音町あたりの売春宿を駆逐したあとの、倉敷芸術大学など、洗練されたいろいろな施設ができているらしい。

 構造はしっかりしているので、振動と騒音対策をしっかりしたら、駅の近くなどいろいろなコンバージョンができそう。

 ただ、新橋にあるいっぱい飲み屋もなくさないでほしいな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 都市計画
感想投稿日 : 2012年9月19日
読了日 : 2012年9月19日
本棚登録日 : 2012年9月19日

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