書店ガール 3 託された一冊 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所 (2014年5月10日発売)
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本棚登録 : 2264
感想 : 271
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3作目。

震災がテーマにある分重みはあるけど、重苦しすぎずじんわり大事なことを伝えてもらった気分。まさに、あんまり関係はなかったけどたしかにその日実感した、東京にいる人たちの一人だった、私も。

その他にもワーキングマザーとしての仕事の向き合い方、亜紀の決断、いろいろ感じるところだらけだったなぁ。今までに比べて派手なことは起きないけど、その分日常とか日々のコツコツしたことが丁寧に描かれていて好きだった。

ラストが広瀬さんだったのはちょっとだけ好みじゃなかったかも。高梨さんがちょっとちがうなぁ。

でもやっぱり、相変わらず本を愛する気持ちがぎゅうぎゅうつまった気持ちのいい本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年5月16日
読了日 : 2017年5月16日
本棚登録日 : 2017年5月16日

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