成功するのに目標はいらない!: 人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方

著者 :
  • こう書房 (2007年7月1日発売)
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感想 : 37
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やる気の源は、人により大きく2パターン「ビジョン型」と「価値観型」に分かれる。

管理・評価する側の人も、される側の人も、
設定した目標に向かって「正しくまっすぐ」進めない、と悩む人も、一度さっくり読んでみるとよいかと思います。

「ビジョン型」とは、目標を定め、それに向かって一つ一つクリアしていくことに喜びを感じるタイプ。
「価値観型」は、目標よりも、その時々に、自身の価値観がみたされているかどうかが重要なタイプ。
価値観型の人は、いくら明確な目標があろうとも、そのプロセスに納得できていなければしんどく感じ、欲しいものは手に入っているはずなのに満たされない、ということになるわけです。

会社などでは、客観的なわかりやすさから、目標管理型のモノサシを使うことが多くなりますが、相手のタイプによっては、価値観型の視点でコミニュケーションを取ることで、個々の力が発揮しやすくなることは多いでしょうね。

かく言う私は、明らかに価値観型。
目標数字を示されても、まだ見ぬ未来の机上の数字に、ハテどうしてコミットできようか?と首をかしげ、
例え社長命令であろうと、疑問を感じれば、やりません、と突き返して上司を困らせていた…ことから考えても。。
今は、いかに価値観を満たしながら、自分の人生、いかに高いところまでいけるのか?(そして、私にとって高いところとは、どういうところか?)というテーマが明確なので、本書も、それをなぞる感じで読みましたが、悩みの正体がいまきちはっきりしない、という状況の方は、さらっと読んでみるのもいいのかなと思いました。

(参考)iPhoneアプリ版が安く手に入りました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ワーク&ライフ
感想投稿日 : 2012年8月20日
読了日 : 2012年8月20日
本棚登録日 : 2012年8月20日

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