魔女犬ボンボン ナコと運命のこいぬ (角川つばさ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2012年10月13日発売)
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本棚登録 : 125
感想 : 6
5

◆魔女といえば、空とぶほうきと猫!―のはずなのに、ナコがパートナーに選んだのは…、「はじめまして!ボンボンだよ」なんとコーギーのこいぬ!?当然ママ魔女は大激怒&大反対!なんとか認めてもらおうと頑張るナコだけど、当のボンボンは庭をあらしたり、家具をかみまくったりのやんちゃっぷり。このままじゃ追い出されちゃう!?いたずらいっぱい、かわいさいっぱい!コロコロこいぬ生活、始まるよ。小学中級から。

*ナコ、子犬を連れ帰る
*初めてのお買い物
*ミジーのたくらみ
*ボンボンと妖精の王子


(^^)<Comment
読み始めて数分で、一気にハマってしまいました。

なんといっても、コーギー犬のボンボンがものすごくかわいいんです(;ㅂ;)♥︎
すっかり虜です(笑)

物語の設定やアイディアも面白い!

ナコとボンボンを中心に、ちゃんと話が続いているんだけど、1巻の中の章ごとに話が完結するのですごく読み進めやすい。


1巻のつかみがよかった。
魔女猫ならぬ魔女犬を選んでしまったナコ。

ボンボンはママ魔女(ナコのママ)のパートナーである猫たちにいじめられるし、ナコは知らない間に試験を受けさせられるし…。
ナコとボンボンが本物のパートナーとして認められ、周りに受け入れられるまでの、登場キャラクターたちの葛藤が丁寧に描かれてました。
でもそれが、くどくなくて、自然で、リアル!

ファンタジーでもリアルさがあるのとないのとでは、印象が全然変わりますよね。



ボンボンが妖精の王子にさらわれちゃった話も結構好きです♩¨̮⑅*♡
ボンボンが毛の色も目の色も違うコーギーに帰られちゃったのに、ナコがひと目でボンボンを認識するのが、感動的。



いわゆるファンタジーとドタバタコメディと主人公の成長物語が混ざってるんだけど、物語の軸がしっかりしているので、安心して読めます。
あとは、章ごとのストーリーは、どこかで聞いた話のような、そうでないような…でも展開はオリジナル!(この本の設定の中で、絶妙に消化されてる)っていう感じが、バランスいいです。

なにより、ボンボンがかわいい!(何度でも言う←w)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書 ファンタジー
感想投稿日 : 2016年9月2日
読了日 : 2016年8月22日
本棚登録日 : 2016年8月22日

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