これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義

  • 文藝春秋 (2012年10月15日発売)
3.82
  • (1)
  • (7)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 52
感想 : 5
3

マサチューセッツの名物教授。
体当たりの実験とかで有名らしい。(現在80歳近い…)

本書では、物理に対する愛、また僕みたいな今までの人生で物理学なんかかすりもしなかった人間に対してもすごく丁寧に最後まで書ききってくれてます。(それでもわからんもんはわからないということは置いといて。)虹や振り子、エネルギーといった想像しやすいものから、宇宙といった未知の世界まで全15章。盛りだくさん。

また、こういった物理学の本でも、人生の人との出会いの大切さを学べるのは面白い。

*言葉の陰に、真実を隠してはいけない
*われわれの知らないことが存在することをわれわれは知っているが、未知の未知、すなわち、われわれが知らないということすら知らないようなことも存在する。byラムズフェルド
*高気圧から低気圧へと空気が動くことによって起こるのが風
*教えるものにとって大切なのは、知識を箱にしまい込むことではなく、箱のふたを開くこと!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2013年11月12日
読了日 : 2013年11月12日
本棚登録日 : 2013年11月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする