- Amazon.co.jp ・電子書籍 (164ページ)
感想・レビュー・書評
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無自覚な意見や賛同は、自分の意と異なる可能性がある。
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英国のすごさを再認識した
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戦争にはその両側にいる人を傷つけ疲弊させ、それによって争いを解決にする力がある。和平工作はその機能を阻害するとんでもないことというのが主な主張。オモシロイおっさんのとんでもない話。
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今このタイミングで読むと言うのは少し乱暴な気もするが、逆に今読むからこそ、その内容を真剣に考えるのかもしれない。
自分の考えてたことを、より具体的に的確で美しい文章にまとめられている感じで、少々恐ろしくなる部分もある。 -
まあ右な感じの著者ですが、一部、確かにそうだよなぁ、ということもありました。人類にとって戦争と平和といのは永遠に難しいテーマです。
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一部論文も載っているが、基本的は著者に対するインタビュー集なので、主張に同意する云々によらず、論旨を補強する材料が少なく、ちょっともどかしい。
表題の意味は、戦争を介入により中途半端に終わらせるのは最悪ということ。
中途半端な停戦により、互いに戦後の復興ではなく、次の戦争への備えをすることとなり、国が発展しなくなる。
それよりかは戦争をやり切ることにより、互いに戦争に疲弊し、平和を求める気持ちが生まれ、それにより平和を生み出すための次の時代に進めるということ。
補強材料が少ないので完全には納得しかねるが、一理はあると思う。
ただあくまでも一理であり、これが正しいとは完全には同意しかねる。
またパラドキシカル・ロジックという物事が線形に進まないという話があるが、これは完全にゲーム理論の話であり、特に目新しい内容ではない。
イーリアスの「男は戦いを好む」、「女は戦士を好む」という古代の教え(?)が失われたことがどうたらこうたらの話にいたっては、そもそも真偽を検証しようがないし、これを今更主張してもなという感じ。
ロシアの捉え方とか、イギリスの生き方・考え方の話とか面白かったんだけど、全体的にはまあ主張の半分くらいしか同意できないかな。