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読んだ本の備忘録(ショウ)


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ぼっちーズ

入間 人間 宇木 敦哉

/ アスキーメディアワークス / 2010年11月 発売



自意識過剰っぽい文体が、いい意味でいらっとする(笑)
タイトルの通り、ひとりぼっちたちを綴った連作。連作にみせて、さりげなくリンクしてるのはまあ、予想通り。大学デビューに失敗して居場所を見つけられなかったひとりぼっちが、不思議な保険医に秘密基地の鍵を渡されてそこに居場所を得る。このひとりぼっちたちがそれぞれいい感じに鬱屈してて、冒頭述べた自意識過剰な文体が良くマッチしてる。
壮大な青春論でもなく、もちろん秘密基地で悪の組織と戦っちゃうわけでもない、どこかその辺で本当にありそうなお話だけどもまあまあ面白かったです。


2012年05月16日 | コメント(0) | 和モノ | 読み終わった (2012年05月16日) |

オーダーメイド殺人クラブ

辻村 深月

/ 集英社 / 2011年05月26日 発売



面白かった!うっかり一気読み。
中二真っ最中の女子が、クラスメイトの男子と共謀し、前代未聞の殺人事件を起こそうとする話。変わってるのは、殺されるのが主人公の女の子だってこと。球体関節人形の四肢切系写真集に共感する主人公は、世間に衝撃を与えつつも、写真みたいな絵になる死体になりたいと、その男子と一緒に計画を練る。

女子同士の鬱陶しい関係性とか、自分だけは特別っていう中二特有の選民意識みたいなのって、胃が痛くなるほど良く書けてる。
共犯者となる男子も、こんなやつ絶対クラスに一人は居るっていう感じの子で、あのくらいの年代の少年少女たちが持つ独特の残虐さっていうか、そんなのを痛々しく思い出させる作品でした。きっと、実際の中学生が読んでもこれほど身に沁みないと思う。いい大人になってからあの頃はあんなにもああだったなあと感じる本。


2012年05月02日 | コメント(0) | 和モノ | 読み終わった (2012年05月02日) |

歌うクジラ 上

村上 龍

/ 講談社 / 2010年10月21日 発売



読み中。上下巻。近未来痛い系村上龍。

読了。
なんだろう、後味の悪さが残る作品でした。
近未来の階級分けされた日本で、最下層身分の隔離島で暮らしていた男の子がひそかな任務を帯びて島を脱出し、最上層の偉い人のところに会いに行くという話。
村上龍の痛い系小説は割りと好きだと思ってたんだけどこれはちょっと微妙かもしれない。

たがみよしひさのGRAYってマンガを思い出した。なんとなく。


2012年04月24日 | コメント(0) | 和モノ | 読み終わった (2012年04月27日) |

聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話外伝 4 (少年チャンピオン・コミックス)

車田 正美 手代木 史織

マンガ / 秋田書店 / 2012年04月06日 発売



蟹座キタ ♪───O(≧∇≦)O────♪

魚さんとセットだけどもそんなの気にしない(笑)
今回の外伝に限らず,手代木さんの書く蟹座を見ていると,現世の蟹座が本当はどんな風にありたかったのかなあ等ということに思いをはせてしまう。もともと蟹座って尽くすタイプなんだっていいますし。
同じような境遇に育っても(推定),師匠に恵まれた前蟹。
比べて現蟹は,老羊ともすれ違い,ギリギリ老天秤と接触があったくらいで,師匠の代わりといえば偽教皇だった黒双子という。どこかで一つ歯車が狂っちゃったんだろうなあ。
ロスキャンを読むたびに,手代木さんの星矢に対する愛というか,思い入れの深さというのが実感できる。ほんともう,ファンの鏡だと思うわけですよ。

いや,私は現蟹も相当好きですけどね(笑)

余談。WEB上で蟹座の性格を検索してたら,「蟹座にとっての幸運色は銀灰色(嵐のときの海の色)とすみれ色。 不幸を招く色は、うす緑。」とあって爆笑した。原作とアニメの髪色,そんで不幸呼ぶのは竜座の聖衣色ですかそうですか。


2012年04月09日 | コメント(0) | コミックス | 読み終わった (2012年04月09日) |

聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話外伝 3 (少年チャンピオン・コミックス)

車田 正美 手代木 史織

マンガ / 秋田書店 / 2012年02月08日 発売



相変わらず豪華で王道な外伝シリーズ。魚蠍水瓶ときましたが,蟹はいつですか蟹は。


2012年02月24日 | コメント(0) | コミックス | 読み終わった (2012年02月24日) |

昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)

猪瀬 直樹

/ 中央公論新社 / 2010年06月 発売



漢字密度が高くて全然読み進まない(笑) 今半分くらい。

20111214 ようやく読了。

龍の「愛と幻想のファシズム」のなかで、
2・26の将校はその純粋さから、戦前の若手官僚はその優秀さから、絶対に冒涜してはならない
って一節があって(※引用しようとペラペラしたけどみつからなかったので、そんなニュアンスかと… あとで見つけたら訂正する)
その若手官僚の優秀な理由ってのが、戦争始まる前のシミュレーションの時点で日本の敗戦を想定してたってことだった。そのシミュレーションについて事実に基づいて書かれた本。なのでノンフィクション。


官、軍、民からあつめられた30歳前後のエリートたちによる組織「総力戦研究所」では、模擬的に政府の役職を割り振って日々総力戦のシミュレーションが行われていく。教官に与えられる「前提条件」をもとに、模擬内閣が出した答えは「敗戦必至」だったわけです。
これがフィクションだったら、本物の政府に絶対開戦しないようにと迫ったり、あの手この手を使って戦争回避したりするんだろう。ぶっちゃけそんな話だったらどんだけおもしろくてワクワクすんだろうと思うのですが如何せん、これ、史実なんだよね…。
実際は、この研究所の結論は上には届かない。シミュレーションの結論が出た後、真珠湾奇襲で開戦し、その後の戦況はほとんどこのシミュレーションと同じ経過をたどっていくわけです。

この本がどれだけ信憑性があるのかは判らないのですが、当時の日本のトップって(天皇陛下を含めて)それほど戦争に乗り気じゃなかった様子。もっと軍部とかが盲目的に邁進してるのかと思ってた。なのに、なんでか、なんとなく「開戦不可避」みたいになって、どうにか戦えるだろってむりくり結論付けて戦争突入しちゃう。なんかこの辺の空気感が、今のお上と似てる気がするんですがどうでしょう。なんとなくTPP推進とか、とりあえず消費税とか?
この研究所ででた結論を生かせなかったのはやっぱりお上の決断力如何なんだろうな。空気感を打ち破ってでも、「やめます!」って言える人がトップだったら世界はどうなってたのかな、などと思ったりしました。
いろいろしみじみ考えさせられる一冊でした。

2012.01.20追記
「愛と幻想のファシズム」の該当部分は
――洞木に言わせれば、明治開国以来、その存在を嘲笑してはならない集団は二つしかない。二・二六決起将校と、大東亜戦争中の一部の内務官僚だ。将校達はその純粋さ、官僚達は、戦争勃発当時からすでに敗戦後のシミュレーションをやっていたというその優秀さ、においてだ。
でした。
ちょっと記憶してたのとニュアンスが違った(笑)


2011年12月14日 | コメント(0) | 和モノ | 読み終わった (2011年12月14日) |

コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)

村上 龍

/ 講談社 / 1984年01月09日 発売



文庫で上下巻

<s>再読中 でも既に★5つ(笑)</s>

一気に読んだ。疾走感がたまらない。

これに出てくる主人公3人は、後に書かれた「愛と幻想のファシズム」に登場する主人公3人と同じモチーフなんだそうだ。
でもやっぱこっちの方が荒削りだなと感じるのは、キクたちのほうがトウジたちよりも10近く年下だってのもあるのかもしんない。

破壊衝動と、胎内回帰。
エロいというより痛い。でも龍の書くこういう話は大好き。

2011.10.23
さらに再読。やっぱ好きだなーと思う。


2011年10月23日 | コメント(0) | 和モノ | 読み終わった (2008年09月27日) |

ヒュウガ・ウイルス―五分後の世界 2 (幻冬舎文庫)

村上 龍

/ 幻冬舎 / 1998年04月 発売



五分後の世界の続編。前に出てきた人はあんまり登場しません。
タイトルのヒュウガウイルスというのが九州地方に発生して、それを調査する兵士に同行してゆくのはアメリカ人の女性カメラマン。終始彼女の視点で書かれます。
個人的には前作のほうが好きだったかな。


2011年09月29日 | コメント(0) | 和モノ | 読み終わった (2011年09月29日) |

五分後の世界 (幻冬舎文庫)

村上 龍

/ 幻冬舎 / 1997年04月 発売



ヘビロテ本のひとつ。
とっくにブクログに書いたと思ってたのにまだでした。

今の次元とほんの五分だけ時間のずれた別次元の日本。
そこに迷い込んでしまった男の話。
先の大戦で降伏せずに戦い続けた版の日本がそこにはあって、地下に追いこめられても誇りを失わず戦い生き抜く日本人たちに戦慄を覚えつつも誇らしい気持ちになる。
村上龍の書くナショナリズムが大好きだ。
この人は退廃したものを逐一描写することで、逆に際立つ気高さというかプライドというか、そういうものを示そうとしてるんじゃないかと思います。


2011年09月29日 | コメント(0) | 和モノ | 読み終わった (2011年09月29日) |

海街diary 4 (flowers コミックス)

吉田 秋生

マンガ / 小学館 / 2011年08月10日 発売



海街の新刊。
なんかもう、この空気のまったりした流れがすごい好き。

吉田秋生はバナナフィッシュくらいから読み始めたクチなのですが、ああいう社会派というか、話がどんどんでかくなるのも面白かったけど、最近はこういう日常切り取りな方が好きになってきた。年取ったかな……(笑)

LoversKissのあの人やあの人が出てきてすごく懐かしいけども、当時の絵柄とぜんぜん違うので少し戸惑う。あのころの絵はずいぶん尖がってたよねー。


2011年09月03日 | コメント(0) | コミックス | 読み終わった (2011年09月03日) |

キケン

有川 浩

/ 新潮社 / 2010年01月21日 発売



理系男子大学生たちの熱くてハチャメチャな部活ライフのお話。

爆弾魔で破天荒な部長に、しっかりものだけど武闘派の副部長、新入生数名の「機研」のお話。理系男子の部活って、たしかにあんな感じだわ(笑)さすがに爆弾作ってんのは見たこと無いけども。
無駄に熱い文化祭のくだりとか、すごい楽しかった。そんで懐かしかったです。

今年は久々に母校の学祭いこうかなー。


2011年09月03日 | コメント(0) | 和モノ | 読み終わった (2011年09月03日) |

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)

辻村 深月

/ 講談社 / 2009年09月15日 発売



主人公のみずほが親友を捜し歩く話。
親友のチエミは実母を殺して逃走中。しばらく疎遠になっている間にチエミの周囲に起こったことを、友人や関係者にたずね回って聞く。
みずほとみずほの母、チエミとチエミの母を通して、母娘の関係性やらを描写してるといった感じだと思われ。

辻村深月のサスペンスっつーとまた名前オチかと身構えてしまったけれども、今回は違ったみたいです。


2011年08月28日 | コメント(0) | 和モノ | 読み終わった (2011年08月28日) |

海の底

有川 浩

/ メディアワークス / 2005年06月 発売



これもどこかで読んだ人が出てきたと思ったらクジラの人か。
巨大ザリガニに急襲された横須賀基地。それに巻き込まれた子どもたちを潜水艦に避難させた隊員二人のお話。
海の底、で潜水艦だから、深海にでも潜っていくのかと思ったら、接岸されたまま少しも動きませんでした(笑)
この人ほんとに自衛隊好きだよなあ。良い意味で。あと堅物と優男のペアも好きだよなー。

例のごとく恋愛パートも若干含まれるのですが、キュンキュン度はさほどでもなかった感じです。

潜水艦は沈むものじゃなくて潜るもの。覚えとこう。


2011年08月06日 | コメント(0) | 和モノ | 読み終わった (2011年08月06日) |

ONE PIECE 63 (ジャンプコミックス)

尾田 栄一郎

マンガ / 集英社 / 2011年08月04日 発売



国民的漫画(笑)最新刊は、新刊の発行部数記録更新だそうです。スゲー!

人魚と魚人の過去話。毎度のことですが、悲しい過去話で、じーんとはくる。
くるけれども、さすがにこの巻までパターンが続くと新鮮味は欠けてくるのかなあと思いました。
あの時のあの人が出てきたり、あーここと繋がるのかと感心することしきり。

カバー裏のお楽しみもあり。


2011年08月05日 | コメント(0) | コミックス | 読み終わった (2011年08月05日) |

光待つ場所へ

辻村 深月

/ 講談社 / 2010年06月24日 発売



短編(中編?)3つ。

1つは絵を描く大学生たちの話。
2つはアキバ拠点で頑張るコスプレモデルさんの話
3つは合唱コンクールに向けて頑張る高校生の話

別作品で読んだことあるひとが出てくるなあと思っていたら、どうやらそれぞれスピンオフ作品なんだそうです。そうでなくてもチラッとでてくること多いよねこの人のは。
改めて元ネタ読んでみたくなりました。


2011年08月05日 | コメント(0) | 和モノ | 読み終わった (2011年08月05日) |


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