浮世の画家

  • 中央公論新社 (1988年2月1日発売)
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感想 : 7
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戦前戦後の価値観の変化とその時代の空気に押されて流され、自省する画家の心理。日本を舞台にした英文学作品ということだが違和感があるのは地名のみ。 この作品が英国で高く評価されたということは、日の名残りのモチーフにもなっている通り、英国でもこの変化が大きな傷跡を残しているのだろ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(翻訳)
感想投稿日 : 2012年2月13日
読了日 : 2012年2月10日
本棚登録日 : 2012年2月13日

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