ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2014年1月24日発売)
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感想 : 965
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「今まで自分の言葉で、自分の気持ちを伝えたいと思ったことがなかったから。文字になった誰かの言葉に囲まれている方が、ずっと好きだったから」

とうとう!気持ちを口にした大輔さんだけど、栞子さんは何かを済ませるまで待って欲しいとの返事。
なんとももどかしい。

「愛のゆくえ」
「彷書月刊」
「ブラック・ジャック」
「黒いハンカチ」
「われに五月を」
「詩集 普通の鶏」
本についての雑誌から手塚治虫に寺山修司。
漫画に詩集とバラティに富む本たち。
読んでから再読したくなる。
ブラック・ジャック懐かしい。
実家の4巻を開いて確かめたくなった。
まさに小学生の時に買ってもらってるし。
それにしても、手塚治虫ってトテツモナイ人だわー。

グイグイと話が進んでいく。
プロローグにドキドキして、ラストにギョ。
とにかく最初から最後まで、姿が見えなくても見えても、智恵子さんの不気味なこと。
大輔くん頑張れー!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年11月11日
読了日 : 2014年11月11日
本棚登録日 : 2014年11月10日

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